2025/12/05

スプリンクラーとは?仕組みや種類も解説します!

横に並ぶスプリンクラー
  • スプリンクラーとは?

    まずはスプリンクラーがどのような設備なのかを解説します。


    スプリンクラーは消火設備として設置されており、火災が発生した際、熱を感知して火災報知機と連動もしくは手動で放水し初期消火活動を行う設備です。

     

    大体の場合スプリンクラーは天井に設置されていることが多く、熱を感知すると広範囲に水を撒いて消火します。

     

    ある程度の水量で初期消火活動を行いますが、火の勢いなどによって消火しきれず、延焼を抑えるだけといった場合も少なくありませんが、避難する時間を稼いでくれます。


    送水口
  • スプリンクラーの仕組みは?

    そもそもスプリンクラーには閉鎖型と開放型が存在しており、それぞれで水が放出される仕組みが異なります。

     

    閉鎖型は熱を感知するとスプリンクラーヘッドを塞いでいる蓋が取れて、配管内の圧力により水が放出される仕組みになっています。

     

    常に開放されている開放型の場合、火災報知機が作動することで同時または手動でスプリンクラが作動する仕組みになります。


    鉄製のスプリンクラーヘッド
  • スプリンクラーの種類

    スプリンクラーの種類としては以下の5種類になります。

     

           温式

           乾式

           予作動式

           開放式

           放水式

     

    温式・乾式・予作動式が閉鎖型で、開放式・放水式が開放型になります。

     

    下記では上記のスプリンクラーの種類に関して上から順々にお話していきます。

     

    温式

     

    貯水装置からスプリンクラーヘッドまで常に水で満たされており、蓋が開くと即水が放出されるようになっています。

     

    温度で感知して蓋が開くタイプとなっており、常に水で満たされている分他よりも素早く水をまくことができます。

     

    天井の高さが10m以下が対象物となっており、一般的に広く普及しているタイプになります。

     

    乾式

     

    流水検知装置からスプリンクラーヘッドまで加圧空気で満たしており、あえて水で満たさないことで寒冷地での凍結を防止しているのが乾式です。

     

    通常の場所とは違い水が凍ってしまいやすい寒冷地で火災が発生した際に使えるスプリンクラーとなっていますね。

     

    屋外の軒下や寒冷地なのに暖房を使えない建物といった場所で、配管内の水が凍結する可能性のある建造物に設置されていることが多いですね。

     

    予作動式

     

    火災報知機など外部の危機が反応することで蓋が開くと同時に流水検知装置が作動し、水が放出されるのが予作動式です。

     

    特にサーバールームや電算室といった水に弱い機械が設置されている部屋で、スプリンクラーの誤作動を防ぎたいような場所に設置されることが多いですね。

     

    温式や乾式と違い、火災報知機が正確に作動してくれることで動くので誤作動を極力防いでくれます。

     

    開放式

     

    スプリンクラーヘッドに蓋がなく常に開いている状態となっており、火災報知機の作動または手動で水をまけるのが開放式です。

     

    特に倉庫・舞台といった火災が起こった際に一気に火の手が広まりそうな場所に設置されていることが多い。

     

    閉鎖型のような蓋がないので、誤作動してしまうと手動で止めない限り水が出続けてしまいます。

     

    放水式

     

    開放式と同じように火災報知機が作動した際に天井に設置されたスプリンクラーヘッドや放水銃から一斉に放水するのが放水式です。

     

    天井の高さが10m以下でないと設置できない温式に対して、展示場など天井が10mを超えるような場所で設置が可能です。

     

    開放式と似たようなタイプですが、放水銃などよりまとめて水を放出できるようなものになっていることが多いですね。


    スプリンクラーヘッド
  • スプリンクラーの作動条件

    スプリンクラーが作動する代表的な条件は温度であり、だいたい72℃・96℃・139℃で反応するものが存在しています。

     

    一番多く設置されているのが72℃で反応するもので、その次の96℃は飲食店の厨房や調理場に設置されています。

     

    一番温度が高い139℃は主にサウナのような常に高温になりやすい場所に設置されていて、よほど温度が高くならない限り作動しないようになっています。


    閉鎖型スプリンクラー
  • スプリンクラーの施工は消防設備ワークスにお任せください!

    いかがでしたか?


    今回はスプリンクラーの仕組みと種類に関して、詳しくご紹介させていただきました。

     

    スプリンクラーには閉鎖型と開放型の2種類があり、その中で更にタイプが分かれているようになっています。

     

    その場所の用途に合わせたスプリンクラーを設置することにより、誤作動などをしにくくなるよう工夫されていますね。


    消防設備ワークスでは、スプリンクラーの施工や点検にも対応しております。

    消防署からスプリンクラーの設置を指示された事業所様やご家庭にスプリンクラーを取り付けたい方など、お気軽にご相談ください!



    無料相談フォーム


    無料見積もりフォーム


    合わせて読みたい記事:

    いくつ知ってる?消防設備の種類と役割

    火災リスクを軽減!消防設備の導入を助成金でおトクに実現