2025/12/04
消防設備の受信機とは?受信機バッテリーの寿命は何年?
自動火災報知設備は、火災報知器や避難器具、誘導灯、受信機組み合わせて火災の発生を知らせる設備ですが、なかでも受信機は管理室などに設置されており、他の火災報知器などの設備が火災を検知した後にベルを鳴らすなどして建物内にいる人に火災を知らせる機械です。
そんな自動火災報知設備の受信機ですが、内蔵されているバッテリーの電気で動いているため、点検などの際は交換の必要があるということも。
そこで今回は、自動火災報知設備の受信機などに内蔵されているバッテリーについて、寿命や交換時期などに関して解説していきます。
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自動火災報知設備の受信機とは?
前述の通り自動火災報知設備は、様々な消防設備を組み合わせて火災の発生を知らせたり、消火したりするシステムの総称です。
自動火災報知設備には1種と2種があり、1種は消火器や屋内消火栓、スプリンクラーなどの消火をする設備で、2種が火災報知器や避難器具、非常ベル、誘導灯など火災の発生を建物全体に伝える設備になっています。
そのなかでも受信機はどちらにも共通して使用される設備であり、各設備と総合盤をつなぐ役割をしています。
また、受信機側は災害時でも動かせるようにバッテリーが内蔵されています。
もちろん、バッテリーは永久に使えるわけではなく、寿命がきたりしたらその都度交換する必要があるのです。
総合盤とは?
先述の受信機の説明にあった総合盤についてご説明します。
総合盤とは、火災を消防などに知らせる発信機と、総合盤の位置をわかりやすくする表示灯、火災の発生を音で知らせる非常ベルを一つの収納箱にまとめたもののことです。
これは基本的に単体では使用できず、感知器や受信機と接続して使用しますが、単体で使用したい場合は、非常警報設備や複合装置と呼ばれる機器を使用します。
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内蔵されているバッテリーの寿命は?
前項でも記載しましたが内蔵されているバッテリーには寿命があり、寿命がきてしまったら交換する必要があります。
受信機に内蔵されているバッテリーには「ニッケル・カドミウム蓄電池」という蓄電池が使わており、「蓄電池」ではあるものの、使う期間が長ければ長いほど電池容量が少なくなり、大体5年程で寿命となり交換となります。
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バッテリーの消耗で警告音が鳴る
バッテリーを使い続けて寿命がきてしまった場合、すぐにバッテリーが使えなくなってしまうわけではありません。
電池容量が少なくなっていくため受信機を動かすための電圧が足りなくなり、不具合が出るという場合もあるのです。
また、バッテリーを消耗し電池容量が足りなくなった場合、受信機から警告音が鳴るため、わかりやすくなっています。
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消防設備受信機の内蔵バッテリー交換方法
バッテリーさえ用意できればバッテリー交換だけなら個人でも交換できそうと思えますが、
交換の際の作業ミスやバッテリーの選定ミスなどが故障や不具合の原因となる場合もあり、消防法にも「受信機を触れる者は、甲・又は乙種4類の有資格者」との記述もあるため、交換作業は消防設備士の資格が必要です。
必ず消防設備業者などの専門業者に依頼してバッテリー交換を行いましょう。
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消防設備受信機の内臓バッテリーは個人でも購入できる!
自動火災報知設備の受信機などに使われているバッテリーは、ネット通販などでも購入をすることができますが、「受託評価適合品(旧鑑定品)」である必要があります。
「受託評価適合品」である証として、バッテリーには「NSマーク」と表示されています。
そのため、ご自身でバッテリーを用意する場合は、バッテリー交換として購入しようとしているバッテリーにはきちんと「NSマーク」が付いているか、調査・確認したうえで消防設備士のいる専門業者にバッテリー交換の依頼をするようにしましょう。
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個人でバッテリーを購入する場合の注意点
受信機などに使われているバッテリーは、点検票に型番などが記載されておりこれを使って交換用のバッテリーを調べる人が多いでしょう。
しかし、火災報知設備などに使われている受信機は様々な種類が存在しており、型番が一致していても上手く合わなかったりすることも少なくありません。
縦横のサイズが若干異なっていたりコネクタが合わないといったことが起こるので、ご自身で交換用のバッテリーを探す場合は点検票ではなく、バッテリーのラベルを見るのが確実です。
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消防設備受信機の内臓バッテリー交換も消防設備ワークスにお任せください!
いかがでしたか?
今回は消防設備の中でも受信機や受信機に内蔵されているバッテリーについて解説しました。
受信機の内蔵バッテリーは寿命が5年程度となっており、消耗されると警告音が発生するようになっています。
受信機は消防設備の中でも様々な設備をつなぐ大切な設備です。
バッテリーは個人でも購入できますが、購入したものが使用できないものだと、購入し直しとなってしまううえ、
個人で購入するよりも消防設備業者で仕入れる方が安く済むということもあるので、交換の際は正しいバッテリーを専門業者に選んでもらうことをおすすめします。
消防設備ワークスでも受信機の取り付けやバッテリー交換を行っておりますので、お困りの方はぜひご相談ください!
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